2025年の秋。 旅行の計画を立てようとしても、「最近、クマ被害のニュースが多くて怖いな…」と感じていませんか?
今年は、ニュースでも連日報じられている通り、クマが驚くほどたくさん現れていて、被害も過去最多という大変な状況になっています。
私たち旅行者も、これまで以上に「どうすれば安全に旅できるか」を真剣に考える必要があります。
この記事では、行政機関や専門家の最新発表を徹底的に分析し、「クマ出没のリスクを抑えるための旅行者の具体的な行動計画」と、心配を一切せずに心からリラックスできる安全な旅先4選をご紹介します!
2025年クマ被害急増:旅行前に知るべき安全対策
まず、今年の状況の深刻さを把握し、正しい知識を持つことが安全な旅の第一歩です。
深刻な被害状況
報道によると、2025年度のクマによる死亡者は9人(10月22日時点)と、統計開始以来過去最多を記録しています。
(出典:FNNプライムオンラインなど各社報道)
また、被害多発の主な原因は、クマが冬眠に備えるための主要なエサであるブナ科の木の実(どんぐりなど)が、地域によって記録的な凶作となったこととされています。
(出典:環境省 令和7年度第1回クマ被害対策等に関する関係省庁連絡会議資料 P.9などより)
【重要な行動】
従来のクマは、たまたま遭遇してパニックになり、事故につながるケースがほとんどでした。
しかし、今年は人間を恐れず、積極的に人を襲うような非常に深刻なケースも報告されています。
だからこそ、旅行を計画する際は、環境省や各自治体の最新の出没情報を必ずチェックしましょう。
そして、少しでも危険性が高い地域への立ち入りは、きっぱり避けるという判断が、私たちには必要です。
遭遇リスクを減らすための旅行者の行動
クマが生息する地域(北海道、東北、中部地方の山間部など)を旅する場合、私たち旅行者が「命を守るため」に、絶対に実践すべき行動をまとめました。
※環境省など、信頼できる公的情報に基づいて作成しています。
| 旅行者の行動 | 注意すべき点 |
| 計画の柔軟性 | 現地の自治体の最新警戒情報を確認し、危険性が高い場合は迷わず予定を変更または中止する。 |
| 音が鳴るものを携帯 | 熊鈴やラジオなど、音が鳴るものを携帯する。 人の存在をクマに知らせ、突発的な遭遇を避ける効果があります。しかし、過信はせず、常に周囲に気を配ることを忘れないようにしましょう。 |
| 単独行動を避ける | クマの活動が活発な朝夕は、特に単独行動を避け、できる限り複数人数で行動する。 |
| 食料管理の徹底 | キャンプや野外活動では、生ゴミや食料を絶対に外に放置しない。ゴミは必ず持ち帰る。 |
| 防御姿勢の準備 | 万が一至近距離でクマに遭遇してしまったら、両腕で顔面や頭部を覆い、瞬時にうつぶせになる防御姿勢をとる。 |
※ クマとの遭遇時や対策に関する詳細かつ公式な情報は、環境省の「クマ類出没対応マニュアル」をご確認ください。
【参考:環境省 クマ類出没対応マニュアル】 https://www.env.go.jp/nature/choju/docs/docs5-4a/
クマの心配ゼロ!実際に行って心から楽しめた安全な旅先4選
今年の異常事態を考慮すると、心からリラックスして旅を楽しむには、クマが定着して生息していない地域を選ぶのがおすすめです。
環境省の調査によると、以下のエリアには野生のクマが生息・定着していません。
- 千葉県
- 九州全域
- 沖縄県
また、大都市の市街地も同様です。
この章では、この「クマの心配ゼロエリア」の中から、私自身が実際に行って心から楽しめた場所、あるいは強くおすすめしたい場所を4か所ご紹介します。
安心して楽しめる旅の選択肢として参考にしてください。
クマがいない低山で安心トレッキング:千葉県 鋸山(のこぎりやま)
本州で唯一、野生のクマが定着して生息していないのが千葉県です。
房総半島の豊かな自然は、今年の秋のアウトドアに最適です。
- 鋸山(日本寺):「地獄のぞき」で有名な、標高329mの低山。山中ですがクマの心配がないため、安心してハイキングを楽しめました。急な石段が多く、軽い登山気分を味わえます。大仏や、山頂からの東京湾の絶景は圧巻!

歴史と海の要塞を探検:横須賀・猿島(神奈川県)
神奈川県はツキノワグマの生息域ですが、横須賀市の猿島は、東京湾に浮かぶ無人島です。
クマが生息・定着する環境ではなく、安心して海と自然、歴史を満喫できます。
ちなみに、島の名前で勘違いされがちですが、猿もいません。
- 猿島(さるしま):船で10分ほどでアクセスできる、東京湾に浮かぶ要塞島。明治時代のレンガ造りのトンネルや砲台跡が残る、まるでジブリの世界のようなスポットです。

世界遺産の森をトレッキング:鹿児島県 屋久島
屋久島は離島ですが、九州本土と同じく野生のクマは生息していません。(注:野生のシカやサルは生息しているため、近付きすぎたり、エサを与えるのは厳禁です)
ユネスコ世界遺産に登録された自然を深く楽しむ旅先としておすすめです。
- 縄文杉トレッキング:往復約10時間の長時間登山ですが、樹齢2000年以上の縄文杉は力強く、必見です。
- 白谷雲水峡:雨上がりの「苔むす森」の幻想的な風景は忘れられません。

世界遺産の感動と海辺の絶景:沖縄県 那覇・やんばる
私自身はまだ訪れていませんが、クマが一切生息していない沖縄は、今年最も安心して楽しめる旅先の一つとして強くおすすめです。
- 首里城:世界遺産・首里城は2026年正殿完成に向け復興中。琉球の歴史と文化の力を体感できそうです。再建後にぜひ訪れてみたいです。
- 本島北部(やんばるの森):豊かな亜熱帯の森。自然散策を楽しむ際も、クマの心配をせず、固有の動植物(ヤンバルクイナなど)の観察に集中できそうです。
旅の計画は柔軟に
私自身、今年の春には青森と秋田にまたがる世界遺産、白神山地へ行く予定でした。
別の事情で来年に延期になったのですが、もし来年も今年の秋のようにクマの被害が深刻な状態だったら、正直、別の安全な地域への旅に切り替えることを真剣に考えています。
もちろん、山が好きで自然を愛する者としては、クマの生息域を完全に避けるのは寂しい気持ちもあります。
でも、命を危険にさらしてまで無理に旅行に出かける必要はありませんよね。
今年の状況は本当に異常です。
だからこそ、「ダメそうなら、スパッと行先を変える!」くらいの柔軟な気持ちで計画を立てることが、結果的に安心で楽しい旅につながります。
まとめ:安心安全な旅のために
今年の異常なクマの被害状況を考えると、心からリラックスして旅を楽しみたい方は、千葉、九州、沖縄、大都市の市街地を旅先に選ぶのが安心です。
もしクマが生息する地域を旅する場合でも、以下の3つのポイントをしっかり守って行動しましょう!
- 最新情報を必ず確認:公的機関(自治体など)の最新の情報をチェックして、危険な場所や時間帯を避けてください。
- クマ鈴やラジオは過信しない:効果を信じすぎず、常に周囲に気を配ることを忘れないようにしましょう(環境省マニュアルより)。
- 心の準備:万が一遭遇した時のための冷静な対応手順を頭に入れておきましょう。大声を出さず、走らず、頭部を守る防御姿勢が命を守る最優先の行動です。
安全対策と安心な旅先選びで、今年の秋も不安なく、充実した旅を楽しみましょう!
この記事は、筆者が実際に訪れた際の体験や現地で得た情報をもとにまとめています。
写真や感想が、これから訪れる方のイメージづくりや旅の計画のヒントになれば幸いです。
ここまで読んでいただき、ありがとうございました。




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