このブログでは、実際に訪れた旅先の体験をもとに、旅行前に知っておくと便利な情報や、世界遺産の見どころを紹介しています。

【6日目前編】エジプト旅行記8日間|ルクソール西岸|世界遺産王家の谷、王妃の谷、ハトシェプスト女王葬祭殿、メムノンの巨像

エジプト・ルクソールの世界遺産王妃の谷 世界遺産

※この記事はFreedom Streetブログから移行・加筆修正したものです。内容や写真は2023年当時の記録に基づいています。


エジプト旅行記 6日目

こんにちは、ねこもちです。

エジプト旅行記、6日目になります。

こんにちは、ねこもちです。

エジプト旅行記も6日目に入りました。この日は観光箇所が多く、前編ではルクソール西岸にある以下のスポットをご紹介します。

  • メムノンの巨像
  • 王家の谷
  • 王妃の谷
  • ハトシェプスト女王葬祭殿

後編では、ルクソール東岸のカルナック神殿とルクソール神殿について書く予定です。

世界遺産のオンパレード!忙しい一日になりそうです。


【世界遺産】メムノンの巨像

楽しかった3泊4日のナイル河クルーズも、この日で最終日となりました。
朝食後にチェックアウトし、車でルクソール西岸の観光に向かいます。

まず最初は、入場無料で見学できる「メムノンの巨像」です。

メムノンの巨像は、「古代都市テーベとその墓地遺跡」の一部として、1979年にユネスコ世界遺産(文化遺産)に登録されました。

メムノンの巨像

今から約3400年前のファラオ、アメンホテプ3世の像。
かつては2体の像の後ろに葬祭殿がありましたが、後のファラオたちによって石材として再利用されたため、現在は残っていません。


【世界遺産】王家の谷

次の目的地は「王家の谷」。
車窓から見える茶色い岩山の中には、古代エジプトのファラオや王妃、王族、そして高官たちの墓が隠れています。
見た目はただの岩山なのに、その中に歴史がぎっしり詰まっていると思うと、胸が高鳴ります。

王家の谷外観

王家の谷は、「古代都市テーベとその墓地遺跡」の一部として、1979年にユネスコ世界遺産(文化遺産)に登録されました。

岩山の中に広がる地下の王国

ビジターセンターには、日本人が制作した王家の谷の精巧な模型が展示されています。
上から見ると谷全体の構造が一目でわかり、下から覗くと、地下へと続く墓の内部まで細かく再現されています。
王の名前も日本語で書かれていて、とても親切。
思わず、「これを作った人、どれだけエジプト好きなんだろう」とつぶやきたくなるほどの完成度です。

王家の谷の模型
上から見た王家の谷の模型
王家の谷の地下模型
模型の下部分
王家の谷の王名一覧
日本語で書かれた王名

強烈な太陽と、チケットに穴を開ける番人

墓の入口までは少し距離があるため、乗り合いの電気自動車で移動します。
この日は雲ひとつない快晴。
日差しがとにかく強烈で、砂の反射も容赦なし。
帽子とサングラスは絶対に持っていきましょう。

王家の谷

王家の谷では、1枚のチケットで3つの墓を見学できます(別料金の墓を除く)。
さて、最初の墓は「KV2 ラムセス4世の墓」。

入口では、チケット係のおじさんが穴をパチンと開けてくれます。

王家の谷の門番
チケット係のおじさん

鮮やかに残る古代の色彩

墓の内部はまっすぐ奥へと続く通路状の構造。
壁も天井も、びっしりと壁画で埋め尽くされています。
外の強い日差しから一転、薄暗い空間に鮮やかな色彩が浮かび上がります。

ラムセス4世の墓内部

鉱物を砕いて作った天然の顔料で描かれた壁画は、3000年以上たった今もなお鮮やか。
修復なしでこれほど残るなんて、エジプトの乾燥した気候がいかに守り神だったか実感します。

続いてラムセス9世の墓(KV6)へ

こちらの墓も通路が長く、壁一面に死後の世界の物語が描かれています。
王たちがいかに神々と結びつき、永遠の命を願っていたかが伝わってきます。

ラムセス9世の墓の看板
ラムセス9世の墓内部

最後はメルエンプタハの墓(KV8)

3つ目の墓は、ラムセス2世の息子メルエンプタハの墓。
壁画は少し傷んでいましたが、奥の部屋にはミイラを安置していた巨大な石棺が残っています。

メルエンプタハの墓内部

今も続く発掘の地

ちなみに、あの有名なツタンカーメンの墓(KV62)もこの王家の谷にあります。
別料金で入場できますが、今回は時間の都合で見送りました。

王家の谷では、今もなお発掘作業が続いています。
砂の下に、まだ誰も知らないファラオの眠る墓が隠されているかもしれませんね。


【世界遺産】ハトシェプスト女王葬祭殿

続いて、ハトシェプスト女王葬祭殿へ。
古代エジプト初の女性ファラオであるハトシェプスト女王の神殿です。

ハトシェプスト女王葬祭殿は、「古代都市テーベとその墓地遺跡」の一部として、1979年にユネスコ世界遺産(文化遺産)に登録されました。

王の墓とは異なり、3段のテラス状になっています。

ハトシェプスト女王葬祭殿外観

柱にはハトシェプスト女王の像があります。

ハトシェプスト女王の像

見た目は男性のようですが、これは女性でありながらファラオの地位を示すための表現なんです。
女王は、自分が神の子である伝説を作ったり、男装したりして、女性でありながらファラオとして君臨しました。

ハトシェプスト女王のレリーフ
男装している女王の壁画

【世界遺産】王妃の谷

この日、最後に訪れたのは「王妃の谷」。
ここには、王妃をはじめ王族や高位の貴族たちの墓が点在しています。
王家の谷と同様に、1枚のチケットで3つの墓を見学することができます(別料金の墓を除く)。

王妃の谷は、「古代都市テーベとその墓地遺跡」の一部として、1979年にユネスコ世界遺産(文化遺産)に登録されました。

こちらの壁画は王家の谷と比べてさらに状態が良く、彩色がきれいに残っています。

アメン・ホプシェフ王子の墓(No.55)

最初に見学したのは、アメン・ホプシェフ王子の墓です。
規模は王家の谷の墓に比べて小さいものの、壁画の色彩は非常に鮮やかで保存状態も良好です。
壁や天井には、王子を守護する神々や儀式の場面が美しく描かれています。
鉱物を用いた天然の顔料が、今なお輝きを保っているのが印象的でした。

アメン・ホプシェフ王子の墓

カエムワセト王子の墓(No.44)

次に訪れたのは、カエムワセト王子の墓です。
こちらも小規模ながら、壁画の線が細やかで構図も整っており、当時の高度な技術を感じます。
壁面には神々への祈りや、王子の死後の世界を表す場面が描かれています。

カエムワセト王子の墓

ティティ王妃の墓(No.52)

3つ目に見学したのは、ティティ王妃の墓です。
通路には、優美なレリーフと装飾が施されています。

ティティ王妃の墓

王妃の谷の中で最も有名なのは、ラムセス2世の王妃ネフェルタリの墓です。
その壁画の美しさと保存状態の良さは世界的にも知られていますが、入場料が非常に高額なため、今回は見学を見送りました。

それでも他の墓の装飾も見事で、色彩の鮮やかさや意匠の細かさなど、古代エジプト美術を堪能できます。


この記事は、筆者が実際に訪れた際の体験や現地で得た情報をもとにまとめています。
写真や感想が、これから訪れる方のイメージづくりや旅の計画のヒントになれば幸いです。
関連記事では、エジプトで訪れた遺跡やナイル川クルーズ船についても紹介しています。


午後からはルクソール東岸の観光に移ります。

6日目後編:ルクソール東岸に続きます。

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