※この記事はFreedom Streetブログから移行・加筆修正したものです。内容や写真は2023年当時の記録に基づいています。
エジプト旅行記 5日目
こんにちは、ねこもちです。
エジプト旅行記、5日目です。
4日目の記事はこちら。
今回はエドフにあるホルス神殿の観光や、ナイル河クルーズ中に立ち寄るエスナの水門についてご紹介します。
この日は観光が少なめで、クルーズ船でのんびり過ごせる一日です。
クルーズ船については、こちらの記事で詳しく解説しています。
ホルス神殿(エドフ神殿)
体調は前日より少し回復し、約5時間ほど眠ることができました。
クルーズ船は夜の間にエドフの町に到着していたようです。
朝5:30にクルーズ船を出発し、ホルス神殿へは馬車で移動します。
朝のエドフはかなり冷え込んでいて、馬車のスピードもあってか、ちょっとしたアトラクション気分です。
10分ほどで神殿に到着しました。

ホルス神殿は、エジプト国内で最も保存状態が良い神殿の一つとして知られています。
その理由は、後の時代にナイル川の泥砂に埋もれてしまったことにあります。
砂に埋もれたおかげで、中世以降の建築物破壊から逃れ、色彩豊かなレリーフや屋根までもがほぼ完璧に残りました。
神殿の入り口の地面が、現在のエドフの町よりも低い位置にあるのはそのためです。
朝5:30出発は非常に早いですが、この時間帯に訪問することで、最高の写真を撮ることができます。
早朝は観光客が非常に少なく、塔門や柱廊の写真をほぼ独り占めできます。
また、朝日で神殿の石壁が赤く染まり、美しいです。
ホルス神殿はその名の通り、天空の神ホルスを祀る神殿です。
塔門はアスワンのイシス神殿に似た印象で、古代エジプトらしい威厳があります。

塔門をくぐると、中庭には柱が立ち並び、その四隅にはハヤブサの姿をしたホルス神像が東西南北を守るかのように安置されています。


この神殿のレリーフには、ホルス神が「悪の神セト」と戦う有名な神話が描かれています。
ホルス神は父オシリスの仇であるセトと激しい戦いを繰り広げますが、この神殿全体が、その神話の世界を再現する舞台として機能していたのです。
特に、内壁に描かれたレリーフは色彩が残っている部分もあり、神話の物語を追いながら進むと、より深く楽しめます。

神殿の奥には至聖所があり、中央には聖舟が安置されています。

入口から右側には螺旋階段、左側には直線の階段があります。
古代エジプトの神官たちは、お祭りの際に右の螺旋階段から登り、左の直線階段から降りたそうです。
螺旋階段は空に飛び上がるホルスの姿、直線階段は獲物に急降下する姿を表しているといわれています。


遺跡の中にはこんなレリーフも。
ガイドさんは「この人が持っているもの、何に見える?」と笑っていましたが…

観光後は再び馬車でクルーズ船に戻り、朝食を楽しみました。
全員が船に戻ると、船はルクソールに向けて出航します。
エスナの水門
ナイル河のエドフとルクソールの間にはエスナという町があり、水門があります。
水位が門をはさんで手前と奥で異なるため、水門の中に船を入れて水位を調整し、船が通れるようにします。
まるで巨大なエレベーターのような仕組みです。
これは水位を調整して船を上下させる「閘門(こうもん)」と呼ばれる構造です。
水門の扉が閉まると、周囲のコンクリートの壁が船に迫り、水が静かに流れ込んできて水位が変わります。
通過には通常、30分から1時間程度かかりますが、観光船の数によってはさらに長く待つこともあります。

水門での作業を舟の屋上で待っていると、小舟で布を売りに来るおじさんがやってきます。
反応を見せると、なんと布を素手で投げつけてくるんです!
屋上は5階ほどの高さなのに、その腕力にはびっくり!

この「投げ売り」は、水門通過時のエスナ名物です。
クルーズ船の屋上めがけて、スカーフなどの布製品を正確に投げ込み、観光客が気に入ったらお金を布製品と一緒に投げ返し、おじさんがお金を受け取ったら再度布製品を投げ込んで交渉成立という、他では見たことのないやり方です。
気に入らなければ布を投げ返して終わりですが、またデザインの違う別の布を投げてきます(笑)。
私は買いませんでしたが、他のお客さんとのやり取りを見ているだけでも楽しかったです。
ナイル川クルーズならではの非日常的な体験で、最高の思い出になりました。
ルクソール到着と夕方の風景
夕方、船はルクソールに到着。
船はここで停泊し、翌朝の朝食後にチェックアウトとなります。
屋上に上がって、ルクソール橋に沈む夕日を写真に収めました。
町からはイスラム教のお祈りの時間を知らせるアザーンの声が響いてきます。

この記事は、筆者が実際に訪れた際の体験や現地で得た情報をもとにまとめています。
写真や感想が、これから訪れる方のイメージづくりや旅の計画のヒントになれば幸いです。
関連記事では、エジプトで訪れた遺跡やナイル川クルーズ船についても紹介しています。
次回の6日目:ルクソールは、世界遺産が目白押し!
旅の疲れを癒して、早めに眠りにつきます。







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